コロナ禍のなかでリモートワークが普及し、セルフマネジメントや自律型組織への注目度が高まってきました。また、対面でのやりとりが減ったことにより、それに代わるコミュニケーションのあり方を各企業が工夫しはじめています。 そんな中、2018年に出版された『ティール組織』は再び注目を集めています。今年に入り累計10万部を突破しており、関心の高さが伺えます。 Team Journey Supporter( https://team-journey-supporter.com/ )は、自律型組織とも言われるティール組織の理論に基づいて開発されたサービスで、『ティール組織』の解説者である嘉村賢州さんと出版元である英治出版、本の出版以前からティール組織に近い形態で組織運営を行っているガイアックスの3社で共同開発をしました。 日本では「ティール組織」という理論が知られるようになってから2年程度ですが、普及スピードに対して、まだまだ誤解されがちです。 嘉村さんは「ティールは目指すものではなく、自然になるもの。」と語っています。 ※参考:嘉村賢州さんインタビュー記事 https://eight.career/article/teal-kamura/?fbclid=IwAR1R0pnJNY8J5V-KQnrLwfF_MKn3UGSGjXrDml3nKGGvb_FWtIVep--RyeM Team Journey Supporterは、「メンバー同士の対話」を重視し、それぞれの「組織・チームらしい進化の旅」を目指して開発されました。 今回のイベントでは、Team Journey…
書籍『ティール組織』(英治出版)で注目を浴びた”ティール組織”ですが、今回のイベントでは、当書籍の解説者である嘉村 賢州氏にご登壇いただき、「歴史から見たティール組織」「セルフマネジメントとは」「ホールネスとは」「エボリューションとは」、そして最後にティールを実現している会社の事例をご紹介いただき、1時間という限られた時間でしたが、盛りだくさんの内容をお話いただきました。
また、登壇後の20分もあった質疑応答の時間では、次々と質問が上がり、白熱した質疑応答の時間でした。
最後に交流会には9割近くの参加者に残っていただき、本イベントのテーマであるティール組織を始めとして、様々なテーマで情報交換をし、あっという間に時間が過ぎていきました。




■開催日 2020年02月12日(火)19:30
■場所 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID 地下1Fイベントスペース
■登壇者
嘉村 賢州
・場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi 代表理事
・東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授
・「ティール組織(英治出版)」解説者
・コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)
・京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長
集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。
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ティール組織の理論に基づいた約29項目の「組織の強み」から自社の強み可視化します。更に、レポート結果を元に対話を促すことで、自社らしい自律的な組織進化を支援します。