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生命保険会社でテレワークはうまくいくのか? 明治安田生命に見る事例紹介

【生命保険会社だからこそテレワークが効果的!明治安田生命の事例紹介】

テレワークを導入している企業の事例を取り上げてきましたが、この記事では、生命保険会社である明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田生命)の事例を紹介しながら、生命保険会社でもテレワークが活用できるのか分析していきます。

【社長が目指す人財力改革!明治安田生命のダイバーシティ・マネジメントとは?】
日産自動車株式会社がダイバーシティの推進を行っていると紹介しましたが、同じように明治安田生命もダイバーシティ・マネジメントを強化しています。社長である根岸秋男氏のメッセージによると、「人財を最大の経営資源の一つと位置付け、「人財力改革」に取り組んでいます。
なかでも、ダイバーシティ・マネジメントの強化をその柱の一つとして掲げ、女性をはじめとする多様な人財に幅広い活躍機会を提供するとともに、ひとつ上の役割発揮に向けてチャレンジする方には積極的な支援を行っています。」

このような社長の考えもあり、女性の活躍推進、障がい者の雇用促進・職場環境の整備、高年齢層人材の活用、外国人職員の活躍推進など多様な「人財」が活躍できるような職場づくりに取り組んでいます。
また、ワークライフバランスの推進も行っており、育児・介護と仕事の両立支援のために休暇・短時間勤務・テレワークの導入などさまざまな制度を導入しています。

【明治安田生命が行うテレワークとは?】

ダイバーシティ・マネジメントの強化を行っている明治安田生命は、多様な「人財」が活躍できる職場づくりを実現するために、柔軟な働き方実現する1つの方法として、テレワークを採用しています。
明治安田生命のテレワークは、生命保険会社ならではの特徴的なもので、営業職員がモバイルワークで行う際に使用している端末に蓄積されたセキュリティ対策のノウハウを駆使して行われています。
また、ツールに関する取り組みとしては、育児や介護で休職している職員が、社内のイントラネットの閲覧を可能にするシステム開発を行っており、このツールが復職支援に繋がっています。
テレワークを普及・導入するにあたり、2015年1月よりまずは管理職を中心にテレワークのトライアウトを実施しました。
これは、上司にあたる管理職が効果を実感することで、所属員にも普及しやすい環境を作るためでした。
本格導入を開始したのは翌年2016年4月。約半年後の9月時点での利用登録者は、モバイルワークを利用している営業職員31,201人、一般職員1,262人の合計32,463人と多くの職員の同意を得る結果となりました。

テレワーク普及に向けて、まずは管理職がテレワークの効果を実感し、次に一般職員へ利用するように働きかけるという流れは重要です。
明治安田生命でも、営業職員だけでなく一般職員までテレワークの普及がうまくいったのは、事前に管理職が行ったトライアウトにより効果を実感できた結果だと考えられます。

【明治安田生命がテレワークで得られた効果とは?】
社内でテレワークの普及が進んでいる明治安田生命がテレワークを導入したことで得られた効果は、利用者アンケートの結果によると、

1.ワークライフバランスの進展
・通勤時間の負担軽減になった:約70%
・家庭と仕事の両立がしやすくなった:約50%
2.業務効率化・生産性の向上
・業務効率化を実感した:管理職の約85%、利用者の約80%
・働き方改善ができる:管理職の約90%

その他には、自宅や出張先での業務が可能になったことで、時間を有効に活用することができるようになったという意見がありました。
また、在宅用端末の持ち運びが不便というネガティブな意見に対しては、自宅PCを使用した在宅勤務システムの開発など環境整備にも力を入れていくと解決策を提言しています。

このように、営業活動がメインの生命保険会社の事業特性を反映したテレワークの方法をとったことで、業務の効率化・生産性の向上の実現と、時間を有効に活用することの実現という、ワークとライフ両方の質の向上が実現しました。

まとめ
ダイバーシティ・マネジメントの強化を推進している明治安田生命は、管理職がトライアウトでテレワークの効果を実感したことにより、社内でテレワークの普及が進みました。
利用者の多数が時間の有効活用・業務の効率化・生産性の向上を実感する結果となり、ワークとライフ両方の質が向上しています。
明治安田生命の事例から、営業職員のモバイルワークは業務の効率化や生産性の向上にとても有効であると考えられます。
また、通勤時間の負担軽減などから仕事と家庭の両立支援にもなり、女性の活躍推進にもつながっていると考えられます。

参考URL
明治安田生命ニュース
(http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2016/pdf/20161129_01.pdf)
ダイバーシティ&インクルージョンの推進
(http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/csr/employee/management.html)

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