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リモートワーク

2020年頭からの新型コロナウィルスの影響で、4/4に非常事態宣言が出され、可能なかぎりリモートワーク(テレワークとか在宅勤務とかいろいろ呼び方あるけど)が推奨されています。

私も3月末頃から在宅勤務をしていますが、そこで思ったこと、感じたことを自分の記録として残しておこうと思います。時間が経ってリモートワークが当たり前の世の中になったら、大事にしたい内容も変わってくると思います。

前提

私はエンジニア職なので、営業職やバックオフィス系の仕事と比べたらもともとリモートワークしやすい職種ではあります。とはいえ、この時点では非エンジニア職メンバーとのコミュニケーションのほうが多い状態でした。

メリット

この時点で小学校、中学校は「休業」してます。うちの子どもたちは3月頭からずっと連休中なので、中1と小5の子供が平日休日関わらず家にいます。子どもと一緒にお昼ごはんを一緒に食べることができるのはいいです。相方(妻)は都合により出勤して仕事してるので、私がお昼ごはんを作りますがこれもいい経験で楽しくなってきました。プログラムを書く作業はめっちゃ集中できます。周囲の物理的なノイズが無いのはとても集中できます。話しかけられるとか社内の話し声が聞こえちゃうとか電話が鳴ったりが無いので。食費が下がりました。会社でのお昼ごはんだと外に食べに行って800-1000円以上とかも普通でした。基本的に家にあるものを食べるので昼食代がかからないの大きい。通勤時間が無くなったので私は1日2時間の自由時間が増えました。読書量が増えたし、趣味の時間も増えました。この時間を有効活用して「何かを身につける」時間にできそう。(娘は絵を書き始めた)

デメリット

子どもと一緒にいる時間が増えたことにより、衝突する機会も増えました。私が仕事してる間、勉強(学校から宿題が出てる)もしてますが、TVみたり、YouTubeみたり、ゲームしたり、一日中パジャマなのは当たり前だし、なんかこう、親として「時間を有効に使ってほしい!」という思いと、子ども本人のモチベーションが噛み合わないイライラは生じます。ネットショッピングの機会が増えた。これ、私だけ?家で仕事するからいいクッション買おうとか、ネットワーク大事だからルーター買い替えようとか、趣味に充てられる時間が増えたから楽器の機材買っちゃったりとか。その分、Quality Of Lifeは上がってるのでいいんだけどね!!オンラインでは難しい種類の会議は存在します。例えばまだ信頼関係が醸成できていないチーム、メンバーとのコミュニケーションはリモートでは難しいし、特にネガティブ・フィードバックが必要な場合に同じ空間にいないのはデメリットになりえます。

改善ポイントは?

「リモートワークをうまくやるためのノウハウ」は検索するといろんな記事になってますが、現時点の私のポイントとしては、

ビデオ会議
・ビデオ会議するときはイヤホン、ヘッドフォンが必須。声の聞き取り具合が全然違う。
・話すときはスピーカーの近くで話すこと。相手が聞き取れないと意味がない。
・↑対面でのコミュニケーションと違って、声、表情しか伝わらないので、
いっそう「音」について気を配りたい。
・参加人数と使うツールによりますがカメラはONにしよう。
・資料を見ながら話をする際に、「資料のどこを見ているのか」をちゃんと発言するの大事。(画面共有してたとしても、相手がそのウィンドウをアクティブにしてるとは限らないから)

チャットコミュニケーション
が増えるじゃないですか。うまく言語化できてないのですが、そゆときのマナーというかスタンダード的なものが生まれてくるんだろうなと。テキストで行われるコミュニケーションでは、対面で会話を通して行われるコミュニケーションとは違う何かがあるじゃないですか。メンション飛んできて読んだらちゃんとリアクションするとか。あとは対面での会話をそのままテキストにして発したら誤解が生まれそうな状況は多いので、チャットならではの前置きとかフォローは必要。

成果の評価
在宅勤務であってもなくても「成果を評価する」のは難しいと思ってるのですが、在宅になったことで、逆に「より成果をハッキリさせていこう」という流れになるような気がします。これまでうやむやだったところが明らかになってくるのかな。それは下にかいた「サボってない?」に関連してます。

サボってるのでは疑惑への対応
「リモートワークしたら/させたらサボるでは?」っていう雰囲気ってあるじゃないですか。結局信頼しないと成り立たない制度だとは思うのですが、例えばわかりやすいのはチャットの反応が遅いとかですかね。ここらへんは「周囲からそう見られてるよ」ってのを自分でこれまで以上に意識するしかないだろうなと。それによって自分がマイナスの評価をされる可能性もあるよ、と。「成果」とも関わりますが、リモートワークしたことによって成果が目に見えて落ちている、のは良くないです。(個人の問題なのか、あるいはその業務はリモートワークに向いていないのか)

物理的環境
・長時間のPC作業に耐えられるだけの机・椅子・照明は必要。ワタシ的にはこたつとか座布団に座ってローテーブルでの作業はありえない。(だって、会社でそんな姿勢で仕事してたら体壊すでしょ?)
・私はプログラムを書く仕事もあるので、マルチモニタにしてます。モニタは大きいほうが絶対良い派です。仕事用ノートPCからHDMIで一台、VGAでもう一台のモニタを繋いでいて、PCの画面も合わせると画面3つで作業してます。私物macはBGM用)↓こんな感じのデスク周り。画像1運動しよう
・太陽の光を浴びる時間をとるの大事。散歩、ジョギング、あえてちょっと離れたコンビニまで行くとかしてます。
・適度な休憩、運動は大事。会社にいると1時間に一回くらい、飲み物取りに行ったり、トイレに行ったりしますが、家にいると長時間動かないことありますよね。
・幸いにして、我が家には3月中旬にリングフィットアドベンチャーが届いたので、1日30~60分くらい、アドベンチャーしてます。これはゲームではなくガチトレーニングなのでオススメ。

さいごに

新型コロナウィルスで身近な人が亡くなる、あるいは私が死んじゃう、という可能性も十分あるわけで、自分が感染しないようにする、自分が感染させないようにするのは引き続きやっていく必要はあるし、楽観視できない状況です。いま4月ですが、まだまだ続きそうなので気持ちの面で長期戦に備えておこうと思います。「コロナ疲れ」みたいな記事も見かけますが、疲れてる場合じゃない。ずっと「我慢」しなければならないのであれば我慢を我慢と感じないような新しい生き方を模索したい。将来コロナ騒動が終息したとしても、コロナ以前の世界に戻るわけじゃないと思うのです。働き方、会社・事業の在り方、個人の生き方とかも、過去とは違う別のものになっている気がします。今このタイミングって「強制的に人類に進化のきっかけが与えられている」んじゃないかと思ってます。これに適応していける種だけが生き残れるんだろうなと。

転載元 https://note.com/sakaimo/n/n19c943453490

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