ワーケーションという新しい働き…
近年、導入企業が増加しつつある「テレワーク」。テレワークをスムーズに行うためには、業務に適したツールの選定が必須です。
今回は、テレワークを実践する際に役に立つツールをご紹介します。
【他のメンバーの予定を知りたいときに使えるツール3つ】
会議を行うためには、他のメンバーのスケジュールを知ることが必要です。
次に、スケジュール管理を行うことのできるツールをご紹介します。
Googleカレンダー
自分のスケジュールを登録できるだけでなく、他のメンバーのアカウントを登録することで、複数人でスケジュールを共有することができます。
また、タスク管理機能もあり、スケジュールにタスクの期限を一緒に表示することができます。
それだけではなく、Gmailに連絡をもらった予定を簡単にGoogleカレンダーに登録することができたり、忘れてはいけない予定をリマインドする機能もあります。
Webでもスマートフォンでも、閲覧することができます。
ジョルテ
メールアドレスを登録することで、他の人とスケジュールを共有することができます。
カレンダーの色や文字フォントも数種類あり、自分好みのデザインに設定できます。
また、仕事のメモや日々の出来事などを、写真や文章で保存する機能もあり、日記のように振り返ることも可能です。
他のメンバーにイベントのお知らせをしたい場合には、登録した予定からURLを生成することができ、URLを共有することできます。
Webでもスマートフォンでも、閲覧することができます。
iQube
10名まで無料で使うことのできる、クラウド型グループウェアです。
スケジュール管理のほか、ToDo管理を行うこともできます。また、資料を他のメンバーと共有したり、ワークフローを組み込んでWeb上で運用することもできます。
Web、スマートフォンのどちらからでも閲覧することが可能です。
【他のメンバーとコミュニケーションを取るときに使えるツール8つ】
テレワークでは、それぞれが離れた場所で他のメンバーとコミュニケーションを取ることが必要です。そのためのツールをご紹介します。
【テレワークで使えるオンライン会議ツール】
Google Meet
Webだけではなく、スマートフォンでも使うことができるツールです。
チャット機能では、1対1のやり取りはもちろん、最大100人までのグループチャットを使用できます。
また、Google カレンダーとも連携をしているので、Google カレンダーに会議のスケジュールを登録するだけで、GoogleMeetを利用することができます。
ZOOM
Googleハングアウトと同様、スマートフォンでも使うことができます。
ミーティング機能では、参加者を小グループに分けることができるブレイクアウトルームがあり、会議中の小グループでのディスカッションができます。
また、セミナーのときに使い勝手の良いウェビナー機能もあり、運営と登壇者だけを画面に表示させることで、誰が登壇者なのかわかりやすくなります。
BizMee
登録をしなくても、URLを共有するだけで誰とでもWeb会議を行うことができるツールです。
ホワイトボードや議事録を共有する「リアル会議室」機能が付いており、会議室にいるような感覚で会議ができるだけでなく、図などを共有しながら会話をすることもできます。
また、音声にもこだわって作られており、遠方にいる人とでもクリアな音質でやり取りをすることが可能です。
InViewUC
インターネットや電話回線を利用してテレビ会議を行うことができるサービスです。
ビデオ会議を導入する際に必要となるサーバー機能がクラウドで提供されるため、接続サーバーなどの購入や運用の手間やコストがかかりません。
また、設定やバージョンアップなどの端末管理も自分たちで行う必要がありません。
購入ライセンス数を最低限に抑えることができるサービスですので、企業で複数人を対象に導入する場合に合っているかもしれません。
appear.in
前述の「BizMee」同様、登録作業が不要でURLを共有するだけで誰とでもビデオ会議を始めることができ、最大8名とのビデオ会議が可能です。
チャット機能もあり、おしゃれなデザインにモチベーションも上がります。
ただ、機能説明などが英語のため、日本語でのサポートが受けたい方には向かないかもしれません。
【オンラインでのコミュニケーションツール】
Slack
Webだけではなく、スマートフォンでも使うことができるツールです。すべてのOSに対応しているため、どのOSであっても表示崩れなく、使用することができます。
チャット機能を備えており、1対1のやり取りからグループのやり取りまで行うことができます。
また、Googleドキュメント、Dropbox、GitHub、Zendeskなどの外部サービスとも連携しており、Slackの画面から連携サービスも含めた内容を検索することが可能です。
Skype
kypeもWebだけではなく、スマートフォンでも使うことができるツールです。
チャット機能では、個人間のやりとりもグループでのやり取りも可能です。
また、無料のビデオ通話機能もあり、こちらも最大10人までの会話を行うことができます。
Chatwork
Chatworkも、Webだけではなく、スマートフォンでも使うことができます。
チャット機能では、個人間、グループでのやり取りができることはもちろん、優先度の高いチャットをピンで留めることができ、常にチャット一覧の上部にピンで留めたチャットを表示させることができます。
また、チャットの本文を活用してタスクを登録することができ、担当者と期限を設定することが可能です。チャット一覧にタスク数も表示されますので、タスクの漏れを防ぐことができます。
また、「ChatWork Live」機能を使うことで、音声による会議を行うことが可能です。
【メンバーの労務管理をしたいときに使えるツール3つ】
管理職の方は、テレワークを導入する際にはメンバーの労務管理も課題となります。
最後に、労務管理に使えるツールをご紹介します。
Remotty
リモートワークをいち早く採用している、株式会社ソニックガーデンが開発したツールです。
ログイン・ログアウトをすることで出勤・退勤時間を管理します。
また、離れた場所にいてもお互いに顔が見えていることで、在席しているかどうかを確認することができます。
そのほかにもチャット機能や挨拶、独り言、雑談のできる機能も備えており、コミュニケーションツールとしても活用することができます。
F-Chair+
出勤時に「着席する」、退勤時に「退席する」ボタンをクリックするだけで、勤務時間が記録されます。休憩時間や中抜けなどの時間もすべて集計されるため、細切れの勤務時間を管理者はすべて把握することができます。
InnoPM
1日の勤務時間を管理できるだけでなく、プロジェクトごとに勤務時間を入力することのできるツールです。
また、プロジェクトごとに工数管理を行うこともできます。工数予定と実績をガントチャートで可視化することができ、工数管理がしやすい画面設計になっています。
【まとめ】
テレワークを始める際に使いたいツールをご紹介しました。最近では、テレワークという働き方が認知され始めたこともあり、さまざまなツールが開発されています。
目的に沿ったツールを選ぶことはもちろん、何人で使いたいのか、プラスアルファの機能にはどのようなものがあるのか、セキュリティ対策がしっかりなされているかなども含めて、検討されることをおすすめします。
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