ワーケーションという新しい働き…
テレワークの流行とともに、ワーケーションという新しい働き方が注目されました。採用の差別などでワーケーションを福利厚生として取り入れる企業も出始めてきました。今回は、ワーケーションを福利厚生で取り入れるポイントをお話します。
https://youtu.be/4mt9ecmHiGw
富士茜音
Otell事業責任者
大学卒業後、株式会社ガイアックスの投資先の新規事業立ち上げに参画。現在は自身でワーケーション関連の新規事業「Otell」立ち上げに取り組む。その他、経営やスタートアップをテーマに扱うYouTubeチャンネル「経営カレッジ」に出演などしている。
公式サイト: https://otell.jp/
冨士松瑶美
株式会社ガイアックス 経営管理部
ガイアックスに人事兼社長秘書として入社。2018年1月よりキャリア採用マネージャーと社長秘書を兼任するようになる。その後、当時グループ会社であったEDGE株式会社で新規事業立ち上げ、管理本部の立ち上げを行う。現在は、ティール組織の理論に基づいて開発された自立型組織支援ツール「Team Journey Supporter」の責任者を勤める。
こんにちは、ガイアックスの冨士松と申します。
本日はワーケーションを福利厚生に、どうやって取り入れていくのか、っていうところについて、お話をしていきたいと思います。
社会人の方で、それぞれワーケーションを行われる人も、増えてきたかなと思うんですけれども、これを会社の福利厚生だったりとか、PRポイントとして取り入れていきたいなという、ご検討されている、企業様もいらっしゃると思いますので、その辺を紹介していきたいと思います。
では、本日はワーケーションに詳しい、Otellの事業責任者、富士さんに来ていただきました。
富士さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうですね、ワーケーションを福利厚生で、支援していくっていうことについて、お話しできたらと思うんですけど、まずワーケーションを推進していく手前の段階として、リモートワークをちゃんと推進していくか、どうかっていうところに、悩まれる企業さんが多いのかな、っていう風に思っています。
オフィスの縮小をされてるような企業さんも、あればアフターコロナであれば、出社を完全に戻す、っていうような企業様もあると思うんですけれども、その辺で、まずリモートワークを許していくのかっていうところについて、社内で議論されているか、と思うんですけれども、出社に関わる金額っていうのも、結構大きなものだとは思っていまして、一人定期代1万円とか、1万5千円とかだとして、じゃあ100名いらっしゃる会社だったら、150万ぐらいに、出社に対して支払っていて、そこに対して従業員も時間を割いていて、かつ出勤で満員電車の中で、しんどい思いもしている、っていうような状況を考えると、リモートワークできる余白を作っておくっていうところは、私としては、まだ進めていった方がいいんじゃないかな、っていう風には思っているポイントです。
それ以外にも、いろんな観点があるとは思うんですけれども、その上でじゃあワーケーション、その空いた予算を使って、ワーケーションの支援をしていくか、っていうところにあたっては、正解はないという風には思うので、やっぱり多くの企業様が、ワーケーションのメリットがないと、なかなかここに、踏み出すことってできないと思っていて、でもメリットも大きいけれども、デメリットも大きいとは思っているので、ここに関して踏み出す企業さん、っていうのは多くないんじゃないかな、と思っています。
多くないからこそ、今、えいやっ!ていう形でやると、大きなプロモーション効果にはなる、と思いますし、若い人から見たら、凄い面白い会社だなっていう風に感じるので、そういったPRの効果を兼ねて、やってみるような会社が、今後は今の段階だと、すごく目立つんじゃないかな、という風に思っていますし、従業員からの満足度も凄く、高くなると思うので、そういったポイント、で福利厚生として入れたら、すごく目立つなという風には思います。
また、社員の有給の消化を促す、っていう点でも活用できると思っているので、例えばワーケーションをする中で、半休を取ってもらって、有給を消化していってもらうとか、なんかそういう有給を取るための、背中を押すため、の施策としても使えるかな、という風には思っています。
はい、ありがとうございます。
結構やっぱりワーケーションをされた方、っていうのは満足度だったりとか、仕事効率が上がったり、とかしたりしてるんですか。
そうですね、今、ワーケーションに行ってる方は、殆どの方が自腹で行かれているので、自分で払ってでもリフレッシュしたい、っていうような方が行かれているけれども、皆さん口をそろえておっしゃるのは、もしこれを会社がサポートしてくれたら、もっと行きたいとか嬉しいとか、もちろんそうなんですけど、そういった声は多いので、満足度はすごく上がるんじゃないかな、という風に思います。
生産性が上がるっていう、データっていうのはあるんですよね。
そうですね。
実際にNTTデータさんが行った実験で、生産性は上がるっていうデータが出ていたりとか、実際にあのOtellを使ってる方からも、普段よりもむしろ仕事がはかどったとか、遅くまで仕事をしてしまった、逆に、みたいな話とかを聞いたりするので、必ずしも生産性がワーケーションに行ったら、下がるんじゃないか、っていう懸念をお持ちの方も、いらっしゃると思うんですけれども、工夫のしがいは色々あるかな、と思っていて、例えばいちアイデアとしては、チームでワーケーションに行ってみる、っていうのをしてみると、むしろ今までオフィスでは、できなかったようなことができたりするので、こういったチーム形にして、福利厚生にもしてみたいな工夫とか、色々できることはあるかな、という風に思っています。
チームで行くっていうのは素敵ですね。
そうですね、一つ面白かったのがチームで、同時に個々行きたいところに行って、ちょっとこう繋ぎながら、お互いを共有する、みたいな企画をしている会社様もあって、すごくユニークだなっていう風に思いました。
やっぱりこう今後、ワーケーションっていう働き方っていうのは、広まっていくものなんですかね。
そうですね、会社がまあ、出社を強制してしまうと広がらないかな、っていう風に思うんですけれども、そうじゃなければ、働く場所っていうのはどんどん、このオンラインツールが発展していけば、どんどん縛られなくなるとは思っているので、ワーケーションっていう言葉を使わずとも、皆さん平日自由な、ところで仕事をしてするようになるんじゃない、かなっていう風には個人的には考えています。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。
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